自然を愛し、土と 親しむゆとりのある生活をしたいという点では どの田舎暮らし希望者にも共通しておりますが 一口に田舎暮らしと言っても 千差万別 目的も違えば価値感の相違もあります。 以下にいろんな田舎暮らしの型をご紹介します。 さて、あなたの理想の「田舎暮らし」は・・・・・。 |
老後永住型 |
仕事も無事定年まで勤め上げ、子供も独立、親としての責任も果たせた あるいは 事業も引退して子供に引き継いだ、もう安心だ さあこれからは夫婦二人で念願の田舎暮らしをしよう・・・・・。 田舎暮らしの中でも一番多いケースです。 時間を気にせず 趣味に親しむ、又、菜園で無農薬で 安全な 野菜 果物を育て、食したい、子供達にも送ってやりたい。 いわゆる、典型的なスローライフ型。 |
菜園別荘型 |
老後永住型の予備群、都会で仕事をしなければならないが 休日には田舎で夫婦あるいは 家族で畑を耕し 収穫の喜びを分かち合い 家族の絆を深める。 将来は定住も視野に入れて、今 田舎暮らしを楽しもう。 老後永住型に次いで多い型。 |
棲み分け型 |
マルチハデテーションとも言われ、田舎暮らしの期間を 永くもてる人 一年の内 1/3 〜半年は田舎で生活をする贅沢なケース、 執筆家や芸能人等 ある程度 自分で時間の調整ができる人に多い。 |
通勤型 |
家族全員で田舎へ移住し、ご主人のみ都会へ毎日通勤するケース。 通勤には時間を要するが、子供を育てる 環境は田舎がベストと考える方。 電車は毎日座れ、パソコンもできるので、いいですよ! とのこと。 |
単身赴任型 |
家族は田舎で永住、ご主人のみ都会で賃貸住宅等を 借りて住み、 休日には田舎へ帰ってくるという型。 週一回の家族団らんは、かえって新鮮味があり コミュニケーションも図れて なかなか良いですよ と 実践者の弁。 |
アトリエ型 |
プロの芸術家が静かな環境で創作活動に没頭したい。 大きな音がでるので近隣に民家の少ない田舎で思う存分作業をしたい。 あるいは 自分の趣味の為にアトリエを持ちたいというケース。 陶芸、木工、絵画、染色家 等が多い。 |
娯楽の拠点型 |
○○方面に多くのゴルフ会員権を持っている あるいは、日本海にボートを繋留しているので・・等 娯楽の為の 中継点として利用するケース。 前日の夜には仲間同士でパーティをして翌日ゴルフコースを廻る。 何ともリッチな 田舎暮らしです。 |
事業展開型 |
一日数件のみの予約を取って田舎料理民宿をしたい、 石窯でオリジナルのパンを焼きたい等、田舎で何らかの事業をしたいというケース。 面白いところでは、休日のみカレーショップ。平日は、勤め人という方もあります。 又、予約なしでは 食べられないほど繁盛している手打そば専門店もあります。 こういう志向の田舎暮らし、結構多いですよ。 |
保養所型 |
企業の福利厚生の一環として田舎を求めるケース。 社員の家族にも開放しています。社員間の親睦を深め、日常の業務もはかどります。 |
家計節約型 |
定年には なったが貯えも少なく、又 年金の受給資格までは かなり期間があり 都会生活では資金的に持ちこたえられない。 都会の自宅を売却して 田舎で節約に励みたいケース。 田舎での生活費は都会に比してかなり少なく済みます。 「月10万円の田舎暮らし」というテレビ番組もありましたね。 |
病気治療型 |
子供のぜんそくやアトピーを何とか治してやりたい 主人は呼吸器官が弱いので、空気の良い田舎で日々自然治療したい、というケース。 ぜんそくが ピタッと治った という話しは よく耳にしますよ。 又 都会の水道には少量だが有害な残留物があるそうですが 田舎の水道は、そういった心配もなく、清澄 そのもので 胃腸にもやさしいようです。 |
専業農家型 |
今日の世界の食糧事情を考えると「近い将来必ず食糧危機が訪れる」 「これからは農地が見直される」 等の報道をよく耳にします。 田舎で農業の資格を取得し、農作物を育て販売することにより 生計を企てようという人が増えてきました。 中には現在の「食の安全性」に疑問を唱え 有機自然農業を実践し会員を募り周期的に 色・形は悪いが 「安全な農作物」を都会の人達に宅配するということを、業としている方もあります。 |
「ぐうたら里山暮らし・右田農園」 |